特徴
レイヤー、トーンカーブ、ヒストグラム、画像の形状からの切抜き、ブラシエディタ、パスの編集、多種多様なプラグインなどが使える。また、モザイク編集や、アニメーション合成を行うなどといったフィルタ機能も数多く備えており、これひとつで、コンピュータ上のほとんどのは行えてしまう。フリーソフトでありながら有料のグラフィック編集ソフトウェアと比べても遜色のないレベルである。ただし色空間#CMYK|CMYKカラーをネイティブサポートしていない(プラグインによる機能追加はできる)など、本格的な印刷業務には向いていないという面もある。基本的には、パレット上のツールボックスから機能を選択して画像の編集を行うというオーソドックスなソフトウェアであるが、SDIで、かつ、いくつもボックスを持つなど、インターフェイスに癖がある。対話的な使い方の他にもScheme言語を使った「Script-Fu」を用いてスクリプトを作り自動化することができる。なお、Script-Fuの名はカンフー(kung fu)からきている。現在ではPerl、Python、Tcl、Rubyなどの言語でスクリプトを書く環境もある。このスクリプト処理は完全に非対話的な自動処理も書ける。ImageMagickの方が簡単にすばやく自動化処理を行なえるが、GIMPの方がはるかに強力な画像編集機能を使える。GIMPはX Window System向けに制作され、多くのUNIX互換OS上では、デフォルトで同梱されている。現在はMicrosoft Windows|Windows版やMac OS X版(要X11.app)も製作されている。かつて、GIMPは General Image Manipulation Program の略称とされていたが、1997年にGNUのソフトウェアになったため現在の名前に変更された。GTK | GTK+(GIMP toolkit)は本来はGIMPのために制作されたライブラリであり、GIMPの一部であったが、ここから派生して、現在では広く使われるGUI向けのライブラリになっている。gettextの仕組みを使って多言語対応している。ただし、日本語の翻訳が完全でない部分も多い。
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