作品
大矢(漫画家時代の表記)は少女漫画に「マニエリスム」と「化粧」を導入した人物であると米沢嘉博は評した。『キャンディとチョコボンボン』『おじゃまさんリュリュ』などのラブコメディで、大矢は登場人物の少女に化粧という様式を加えることにより自身の世界を構成したという。また、大矢の描いたエロティシズムを感じさせる男性像は、山岸凉子の描く『アラベスク (漫画)|アラベスク』のユーリ・ミロノフへ影響を及ぼしたばかりではなく、その後生まれる「美形ロッカー指向」「美少年指向」「デカダンス|デカダン指向」などへの流れを作ったとしている。
[『戦後少女マンガ史』245-249頁 参考。]
おおやちき / 来歴 / 作品 / 主な作品リスト / 参考文献 / 脚注
星際大戦(STARLOG日本版1981年1月号)- 大友克洋・新田たつお・御厨さと美との合作参考文献 米沢嘉博『戦後少女マンガ史』(ちくま文庫、2007年。1980年新評社刊を文庫化)ISBN 9784480423580脚注 本名は大矢千枝子。「大矢ちき」でデビューの後、現在の表記に改めた。愛知県立芸術大学卒業。1972年、『りぼん』に『王子さまがいっぱい...