無地はがきと絵はがき
官製はがきは普通、無地であるが、罫線を印刷したものなども発行されていたことがある。また、郵政が発行した「絵入はがき」も存在する。19世紀のドイツ諸国では、ある程度以上の枚数を注文した場合、予め絵柄を刷り込んだ官製はがきを作ることができた。それに対し、私製はがきは、無地なままでは、ただの規格サイズの紙片に過ぎず、商品価値がこれだけでは希薄なので、通常は見た目に美しい絵柄や写真等を印刷してある。このように、絵柄や写真等が印刷されているはがきを「絵はがき」と呼ぶが、日本語で「ポストカード」と言った場合は、通常は、絵はがきを指している。絵はがきは、写真絵はがきと挿絵絵はがきに分かれ、目的に応じて、観光絵はがき、記念絵はがきなどにも分かれる。名画や肖像を絵柄にすることもあれば、挿絵画家が専門にイラストを描いて絵はがきの図柄を作成することもある。
はがき / 端書と葉書 / 官製はがき(公社製はがき)と私製はがき / 無地はがきと絵はがき / 日本の郵便はがき / その他 / 注釈 / 関連項目
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はがきを、「端書」と書くのは、言葉の語源から来た表記方法で、文字通りに、覚え書き・メモ等を、端書きしたためである。端書はまた、葉書とも、羽書とも記し、郵便制度の成立後は、「葉書」という表記が一般になった。葉書と記して「郵便はがき」を普通指すが、「葉書」は当て字であり、「端」の代わりに「葉」を使う理由については諸説があり、よく分からない。「タラヨウ(多羅葉)」...