構造
噴射口をもつ本体(ハンドピース)に、塗料を入れる「塗料カップ」とコンプレッサーやボンベからエアを導入するホースを接続して使用する。塗料カップの取り付け形式には本体横に付くサイドカップ、上部に付く上カップ、塗料のボトルが噴射口より下に付く吸い上げ式などがある。カップは固定式のものと交換式のものがあり、交換式のものは異なる容量のカップを使い分けられることが多い。塗料カップから供給される塗料の量はニードル(針)弁の前後動により加減が可能である。その周囲から均一にエアを噴出させることで塗料が霧状になる。エアの量によって噴射される面積が変わり、これはハンドピースに設けられたボタンやトリガーによって調節できる。ハンドピースの機構は3種類に大別される。
シングルアクション:エアの量のみがボタン等で操作できる。安価で操作が簡単だが、塗料の噴霧量を決定するため吹きつけ作業を中断するたびにニードル調整をしなければならず、精細かつ長時間の作業には向かない。
ダブルアクション:エア量をボタンの上下、塗料量をボタンの前後で(ある程度)操作できる。高度な作業が可能になるが操作には熟練を要する。
トリガー式:1つのトリガーを引くだけでエア量と塗料量を連動して調整できる。最も操作が容易で扱いやすいが高価なものが多い。工業用などに用いられるのはほとんどがこのタイプである。また、簡易なものとしてコピックなどのペン(フェルトペン)のペン先に圧縮空気、圧縮ガスを噴射させるなどして利用するものもある。塗料類は、液状で粘度が低く、大きい粒子が入っていないものであれば大抵のものは利用することが出来る。
水性/油性/アクリル絵具や、カラーインク、油性エナメルやラッカー等の合成樹脂塗料が例として挙げられるほか、溶剤で溶いたパテ(サーフェイサー)を噴霧することもある。
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塗料カップの余った塗料を捨て、うすめ液などを代わりに入れて噴射し、ハンドピース内部を洗浄する。 必要であればハンドピースを分解してニードルやノズルの細部も洗浄する。関連項目 圧縮した空気などの気体(以下、エアと表記)の圧力によって塗料・絵具等を霧状に噴射する器具。またそれを用いて描画や着色をする技法のことも指す。 缶スプレーなどと違い、噴射する塗料などは使う...