印字動作による区分
シリアルプリンター
1文字の印字指令が来るたびに現在の印字ヘッド位置に印刷する方式。
一般的には、「改行(または復帰改行)指令を受信するまで印字バッファーに蓄積し、行単位で印刷を行うことにより印字を高速化する」#インパクトプリンター|インパクトプリンターを用いた方式。メカニズム的には、「#ドットインパクト方式|ドットインパクトプリンターや#インクジェット方式|インクジェットプリンターも、''シリアルプリンター方式''である」と言える。ASR-33など、活字方式プリンターをキーボードと組み合わせた端末で一般的な方式。技術開発により、
「高速印字のための行単位で印刷する方式」(→下記#ラインプリンター|ラインプリンターを参照。)
「スペース・タブキー|タブなどの空白文字に相当する部分を高速で移動する」
などの機能が追加されている。ラインプリンター
左右に高速移動するピンを数十個配置し、インパクトにより、同時に多くの文字を印刷する方式。
1行文字数分の印字ヘッドを並列に備え、一回の印字動作で1行分を同時に印字できる#インパクトプリンター|インパクトプリンターの事を指す。印字ヘッドを高速で循環させて適切な字母が、適切な行位置を通過する際にハンマーで叩くことで印字する。
ピン全体(ハンマバンクと称される)が左右に移動する事により文字が形成されていく。そのため、毎分数100行の印字が可能である。複写を要する物で、大量に印刷を行う際などに使用される。字母の数に制限があり、開発当初は事実上ASCII文字と仮名|かな文字程度しか印字出来なかった。(尤も、現在では改良され漢字印刷に耐える機種もある。詳しくは下記「#日本語ラインプリンター|日本語ラインプリンター」を参照。)印字時に「ガシャガシャ」とハンマー音がする機種が多い。また、この騒音が比較的大きい。これを防ぐため、設計上、装置全体が箱で囲まれたような構造になっていたり、防音カバーを備えているのが一般的。日本語ラインプリンター
ラインプリンタと比較し、漢字が印字できることから漢字ラインプリンタ(KLP)とも呼ばれる。[富士通FACOM6715D日本語ラインプリンタ装置の例]ページプリンター
1ページ単位をまとめて印刷するプリンター。一般に''レーザープリンター''と呼ばれている#乾式電子写真方式|''乾式コピー技術''を用いる。連続帳票を用いることが出来ず、単票のみ印刷可能なプリンターは皆''ページプリンター方式''と呼ばれている。高速で静かな動作音であるが、装置やメンテナンス費用はやや高価。カラーページプリンターもある。印字速度は、プリンター内部でのイメージ展開の性能に依存する割合が大きい。文字中心であれば短時間で出力されるが、イメージ画像を出力する場合は多くの時間がかかる。値段の高いものではイメージ展開を行うマイコンチップを高性能化して、高速で出力できるようになっている。その他、定着機構の性能も印字速度に影響する。一般に、高速に印字しようとすると用紙の定着器通過時間が短くなるため、定着器をより高い温度に維持する必要があり、きめ細かな制御が必要となる。フィルムプリンター
連続したネガフィルム又はポジフィルムに直接、レーザー光を当てて印字する物。レーザー光で感光した後は現像作業が必要になる。主に新聞社で使用されている。
また、輪転機用の版の作成にも使用される。
プリンター / 近年の傾向 / 印字方式による区分 / 印字動作による区分 / 制御方式 / 接続方式 / 主なメーカー / 脚注/参照 / 関連項目
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