人物
1970年にアニメーターになり『機動戦士ガンダム』などに携わる。1979年に漫画家デビューし、数年間アニメと漫画を並行して制作した。1989年に『ヴイナス戦記』を監督して以降は専業の漫画家になった
[アニメ業界をやめたきっかけは二つあり、一つは『風の谷のナウシカ』や『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を見て、とても敵わないと思ったこと。もう一つが『巨神ゴーグ』を演出的に盛り上げられず、能力の限界を感じたことであるという。なお、これらのできごとは1984年頃であるが、安彦がアニメ業界から退いたのはその5年ほど後のことである。]
出典:『機動戦士ガンダム20周年トリビュートマガジン G20』☆Vol.4 特集:安彦良和−アニメの終わりと物語の始まり (エンターブレイン、2005年)。その後も、キャラクターデザイナーとしていくつかのアニメに参加した。イラストレーションや小説も手掛ける。漫画には歴史や神話を題材としたものが多い。『虹色のトロツキー』のように近現代史を舞台として実在の人物を実名で登場させた作品もある
[登場人物には、大鷹淑子|李香蘭のように連載当時存命だった人物も含まれる。]。雑誌連載のほかに、イエス・キリストやジャンヌ・ダルクを題材に全ページ彩色した漫画を書き下ろしで発表した。アニメーター時代に主要スタッフとして関わったアニメ『機動戦士ガンダム』の漫画版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、ガンダム専門の月刊誌『ガンダムエース』に2001年から連載。漫画をペンではなく筆で描くのが特徴。数々のイラストレーターの作画が急速にコンピューター化されていく中、独特のタッチとアナログで力強い彩色を行なう(『THE ORIGIN』では作品の性格上から一部にCG処理も導入されている)。その卓越した画力は、メカデザイナー大河原邦男をして「止め絵なのに動きがある」と言わしめた。作品の多くは政治劇を中心とした骨太のストーリーテリングで人気を得ている。S字型に腰を前方突出させた立ち姿を描き、その独特の色気のある立ち姿を、関係者からは「やすひ腰」と賞賛されている。“やすひこ” “よしかず”という、二人の名を組み合わせたような姓名から合作ペンネームだと思われる事もあるが、本名である。
安彦良和 / 人物 / 略歴 / 受賞歴 / 作品リスト / 脚注 / 外部リンク
出典:『機動戦士ガンダム20周年トリビュートマガジン G20』☆Vol.4 特集:安彦良和−アニメの終わりと物語の始まり (エンターブレイン、2005年)。その後も、キャラクターデザイナーとしていくつかのアニメに参加した。イラストレーションや小説も手掛ける。漫画には歴史や神話を題材としたものが多い。『虹色のトロツキー』のように近現代史を舞台として実在の人物を...